プログラミング教育導入の背景

2020年度に始まるのはオリンピックだけではありません。全国の小学校およそ2万校でプログラミング教育が必修化されることが文部科学省で決定され、すでにいくつかの小学校では試験的に授業に導入されています。
プログラミング教育を行う背景として、第四次産業革命(IOT=Internet of Things、ビッグデータ、人工知能=AI、ロボット技術等)に対応できるIT人材の不足や、若者が「社会を変え、世界で活躍する」波に乗るチャンスを逃さないため、など様々な背景があります。 
プログラミングという言葉を聞くと、「プログラマー」や「システム」など、IT系のキーワードが思い浮かぶかもしれませんが、プログラミング教育で学ぶべきことは実はプログラミング ”スキル” ではありません。”プログラミング的思考”なのです。

 

プログラミング的思考とは?

文部科学省では、プログラミング的思考を以下のように定義しています。
 
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
 
言い換えれば、「自分が実現したいゴールに向かってどうすればたどり着けるか、論理的に組み立て、粘り強く試行錯誤してなんとしてでもゴールまでこぎつけるチカラ」とも言えます。

 

プログラミング的思考は誰に必要?

それでは、ゴールに向かって論理的に順序よく組み立てていくプログラミング的思考は、将来のITエンジニアにのみ必要な考え方なのでしょうか。
 
 答えは否です。
 
プログラミング的思考は、なにも将来IT系の職業に就くお子さんにだけ必要なものではありません。システムエンジニアやプログラマーはもちろんですが、野球選手、ケーキ屋さん、話題のYouTuberもいいでしょう。
将来どのような職業に就くとしても時代を超えて普遍的に求められ、その夢を実現するために必要とされる必須な思考能力、それがプログラミング的思考なのです。