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家族より遠く、学校の先生より近い距離

こんにちは。
代表のわっしーコーチです。

今日は私がいつも考えている思いについて、ちょっとだけお話ししますね。キーワードは、「子育てに関する悩み、第3の場所」あたりのお話です。

はじめに

Do! Kids Labの授業体験は全て1家族様だけのプライベート授業体験となってるのですが、1時間半程度とちょっと長めにお時間をいただいています。これには理由があり、体験の内容自体が濃いということもあるのですが、保護者さんへのカウンセリングなども同時に行なっているからなんです。

1回4世帯→1回1世帯への転換

実は初期の頃は、「少しでもお待たせしないように!」と、一回の授業体験で3〜4世帯の方に同時にご参加いただいていました。しかし、実際にご入会された保護者さんから深くお話をお伺いしてみると、「うちの子落ち着きがなくて」「実は不登校で」「実はこういう障害があって」「実はこんなことに悩んでいて」「きょうだいが静かにできなくて体験している他のご家庭に迷惑をかけてしまうのではないかと心配だった」など、きっと他のご家庭の方にはあまり聞かれたくないだろうというお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃることに気がつきました。

複数のご家庭が一緒に体験すれば、どうしても他のご家庭にお悩みが聞こえてしまう。それはちょっと話しにくいですよね。考えてみれば当たり前だったのですが、当時は配慮が行き届いていなかったなと、今でも深く反省しています。

その経験から、今は一回の授業体験につき1家族様のみとなる完全プライベート授業体験という形をとらせていただいています。誰にも聞かれる心配がないことから、これまで以上にプログラミングに関するお悩みはもちろん、子育てのお悩みやお子様の学校での様子に関するお悩みだったりと、たくさんのご相談をいただくようになりました。

子どもはもちろん、保護者さんも助けたい

働き方や職業が多様化してきている今の時代、子どもも大変ですが、それをサポートする保護者さんもとっても大変です。プログラミング教育が小学校で必修化されたのは2020年ですから、ガラケー世代の私たちはその教育を受けずに大人になったわけです。

自分がやったことがない、自分が教えてあげられないことが、今は必修科目として子どもたちが学んでいて、これからの社会でとても大切になってくる…でも必要なことはわかるけど、つまりどうすればいいの…?と悩まれる方も、きっと少なくないと思います。特に高学年、中学生、高校生くらいのお子さんをお持ちの方は、徐々に受験や進路も考えなければいけないわけですから、焦りたくもなりますよね。(当の本人は危機感がないとか勉強しないだとか、パパママのホンネもちょくちょく耳に入ってきますが…笑)

私自身、千歳高校→北海道情報専門学校→資格取得→東京のIT企業でSE→転職→北海道にUターン→リクルートに転職→起業→個人事業主→法人化と色々と経験をしてきましたので、「IT関係、ゲーム関係への進学や就職」・「資格取得」・「起業」に関しては特に強いです。この辺のキーワードが気になっている方にはドンピシャでお話しができると思いますので、いつでもご相談くださいね。

ただ、本当はおひとりずつお悩みをお聞きしてお力になりたいのですが、たまたまそういった経験があるが故にあっちに呼ばれこっちに呼ばれでなかなか個別に時間をとるのが難しいのも事実です。もしそういったお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽に授業体験にご参加ください。理由は、授業体験であれば100%私も参加しており、直接お話しをお伺いできるからです。(無料です)

家族より遠く、学校の先生より近い距離

とても嬉しいことに、「家でも学校でもない第3の場所になっているようで、楽しく通わせていただいています」というお声をたくさんいただきます。そういうお声をいただくたびに、「Do! Kids Labを作って本当によかった」と感謝と嬉しい気持ちでいっぱいになるのですが、実ははじめから第3の場所を作ろう!と思っていたわけではないんです。

子どもたちひとりひとりに、その子だけのストーリーがあります。子どもなりに夢があったり、目標があったりなかったり、悩んだり、いろいろ考えているはず。でももちろんまだまだ社会を知らなくて、私たち大人に教えてもらうこともたくさんあるわけです。「家族よりは遠いけど、学校の先生よりは近い」という、親戚のおじさんのような特殊な距離感だからこそ伝えられることがあります。

例えばDo! Kids Labの教室でも、普段は思いっきり褒められることしかありませんが、明らかな「なにか」をやらかせば私からガッツリ雷を落とされることもあります(笑)でも私たちコーチも子どもの未来に真剣だからこそ、正面からしっかり気持ちを受け止めて、一緒に考えて、一緒に悩みます。褒めて認めて自信をつけて、将来自分の夢を叶えてほしいと、本気でそう思っています。

Do!で過ごす一分一秒を、「一滴も無駄にしないで全てを成長と学びに繋げて欲しい」と、勝手に親戚のおじさんになったつもりでずっと子どもたちに向き合っていたら、気がつけばものすごい数の子どもたちや保護者さんやご家族が集う「第3の場所」になっていました。

第3の場所を作ろうとしたのではなく、結果的に第3の場所になっていったんです。

Do! Kids Labは、一番高く飛べる踏み台

自信のありなしは、ここぞという時に人生に差をつけます。例えばわかりやすく、面接ひとつとってもそうです。

Q.あなたは新卒の採用係で、あと1名採用しなければなりません。面接に来たのは2名、同じ新卒です。あなたは、どちらを採用しますか?

① 自分に得意なことがあって、自信があって、ハキハキと話せてプレゼンテーションができた子
② 自分に得意なことがなくて、自信がなくて、言いたいことが言えなくてうまくアピールができなかった子

…そうなりますよね。
残念なことに、現実は甘くないんです。

今あなたがそう判断したように、私たち大人が作ってきた社会に出るというのは、綺麗事ではなく現実そのように判断されてしまうんです。どれだけ素晴らしい考えや思いがあっても、自信があるかないか、相手に伝えられるかどうか、なにか得意なことがあるかどうか、そういうもので将来の形は180度変わります。大人は夢を見せることはできますが、夢を叶えるのは本人しかいないんです。

今、教室にどれだけたくさんの子どもたちがいても、私たちの思いは変わりません。

「自分に自信を持って、将来の夢を叶えて欲しい」これに尽きます。

子どもたちがいて、保護者さんがいて、ご家族の方がいて、地域があって。
私たちの経験や存在が、少しでも子どもたちや保護者さんの助けになればと、切に願います。

Do! Kids Labを思いっきり踏み台にして、どこよりも高くジャンプして欲しいですね。

代表 わっしーコーチ

 

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